Windows10ライセンス認証

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この記事でわかること

個人向けに販売されているWindows10の種類の違いを紹介しています。

対象OS:Windows10(すべて)

2020年1月14日にWindows7のサポートが終わります。(Windows8.1は2023年1月11日まで)
Windows7から8.1に移行する方より、Windows7からWindows10に移行する人の方が多いと思います。
理由は、現在販売されているパソコンのOSがWindows10が多いこと、最新のOSがWindows10だからです。

下記は、Windows xp移行の延長サポートの終了日です。

発売された年 延長サポート終了日
Windows XP 2001年 2014年4月8日
Windows Vista 2006年 2017年4月11日
Windows 7 2009年 2020年1月14日
Windows 8 2012年 2016年1月12日
(8.1へアップグレード無料)
Windows 8.1 2013年 2023年1月10日
Windows 10 2015年 2026年10月13日
延長サポートが終了したらどうなるのか?
延長サポートが終了したら、セキュリティ更新プログラムのアップデートと有償サポートが利用できなくなります。
延長サポートが終了したパソコンは使えなくなるの?
パソコンは使えますが、セキュリティのリスクが高くなるので、ハッキングの被害などに遭う可能性が高くなります。(犯罪に利用される)

延長サポートが終了したバージョンのWindowsを使う人は、ほとんどいなくなります。
使わなくなる理由は、主に2つあります。
・新発売されるハードウェアが旧Windowsには未対応になる。
・セキュリティリスクの不安を避けるため。

Windows8.1を使ってる方は、延長サポートが切れるまで使う方が多いと思いますが、Windows8.1を使っているユーザは少ないです。
現在(2019年4月)はWindowsユーザーの半数がWindows10を使っていますが、Windows7を使っている方も3割以上います。
そのため、Windows7の延長サポートが切れると、Windows10に移行してくる方が増える予定です。

Windows7のプロダクトキーがあれば、Windows10にアップグレードは無料です。
2019年6月現在もWindows7のプロダクトキーを使って、Windows10を利用ができます。
いつまで可能なのか不明です。

新規でWindows10(OS)を購入する方も多いと思うので、販売されているWindows10のプロダクトキーの種類を価格をまとめてみました。

Windows10で販売されているプロダクトキーの種類

Windows10のプロダクトキーは1台のパソコンに1つ必要です。

Windows7などでは1台のプロダクトキーで複数台使えたりしていましたが、Windows10で1つのプロダクトキーで複数インストールすると、プロダクトキーが無効になるので注意して下さい。

パッケージ版(リテール版)とは?:OS(Windows10)単体でUSBやダウンロード版などとして販売されています。(Windows10からDVDのパッケージ版販売がなくなりました)

・パソコン本体やハードウェアを変更しても使えます。
・別のパソコンにインストールして使う場合は、既存のパソコンのWindows10をライセンスを解除をすれば使えます。
・一番制限がないライセンス。
・価格が一番高い。

OEM版(Original Equipment Manufacturer)とは?:メーカーやショップで販売されているパソコンにインストールされてた状態で販売されている。(プリインストール版とも呼ばれています)

・別のパソコンにインストールをして使えない(そのパソコンでしか使えない)
・パッケージ版と比べて安い(半額ぐらい)

DSP版(Delivery Service Partner version)とは?:パソコン内部へ組み込み可能なハードウェア(マザーボード、CPU、メモリ、HDD/SSDなど)とのセットで販売されている。
自作PCユーザーやBTOパソコンショップなどで取り扱っている。

・組み込まれたハードウェアが壊れるとライセンスが認証されなくなる。
・組み込まれたハードウェアを別のパソコンに移動することが可能で、その場合再インストールも可能。
・パッケージ版と比べて安い(半額ぐらい)

VL版(ボリュームライセンス版)とは?:1つのプロダクトキーで多数のパソコンのライセンス認証ができる。
企業内で多数のパソコンを運用するのに便利。

・企業向け
・バージョンの管理や大量のライセンス管理を一括で行える

このように、個人の方がWindows10を購入するなら、「パッケージ版」「OEM版」「DSP版」の3つから選ぶことになります。
「パッケージ版」「OEM版」「DSP版」は機能はすべて同じです。

現在所持しているパソコンにWindows10をインストールしたい場合は、「パッケージ版」と「DSP版」の選択になります。

新しくパソコンを買い換える場合は、「OEM版」がお得です。

現在利用しているパソコンに新規でWindows10をインストールする場合は、Windows7からの無償アップデート(Windows7は消えます)か、「Windows10 パッケージ版」を購入することになります。